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monaminami

Cooked

22 March 2017
Cooked

去年たまたま図書館で手にとっていたく感銘をうけた本が、マイケル・ポーラン『人間は料理をする(巻)』(原題は"COOKEDD")
なんとまぁ直球なタイトル!人類が進化においてどのように食物を摂取してきたかを、
火、水、空気、土、という4つのテーマに沿って進んでいくのですが、かなりデープに突っ込んでいくので勉強になるし、楽しい。

火="焼く"バーベキューから。まず人は火を起こして肉を焼いて、というところから始まる。
ノースカロライナのピットマスターのという本場の昔ながらのバーベキュー料理マスターところへ行き
自然に育てた豚をまるごと焼くという本場のバーベキューは自分が思っていたバーベキューのそれとは全く違っていた。
そもそも、なぜ肉を焼くに至ったか、までも書かれていてまさに進化論!
水="煮る"は煮込み料理。煮ることで野菜や肉をより食べやすく、美味しく、栄養素も摂取しやすくなっていく。
煮込み料理は、かのシェパニースのシェフだった女性に教わりに行く。
様々な国や地域による煮込み料理。ただ焼くだけだった食事がさらに進化していく。
空気="空気をふくんだ"パンでは、小麦を育て、挽いて粉にして発酵させて焼くことにより非常に栄養のある
食物が出来た進化について。これまた豪華にターティーンベーカリーに取材に行っている。
粉と水をこねただけのサワードウ。捏ねて置いておくだけで膨らんでゆくという不思議。
土="微生物"による発酵は、発酵によって変化する野菜や豆などの調味料を。日本の味噌や納豆もでてくる。
修道院で作っているチーズのや、そんな発酵の”臭さ”の魅力。菌大事!発酵楽しいです。
そして"殺菌"による弊害まで。
このへん、医療と産業、健康と工業化そんな人類の果てしない進化の末がまさに今の状態で
進化しすぎると、長生きとか成長とか、儲けとかの欲のツケがビシバシきているのが今なんだよなぁ。と、
それでも止まることのできない世の中。どんなにエコだのロハスだの言っていても表面上しか変わっていなくって
そんなものたちも儲けになっちゃってるのが悲しいですね。もっとシンプルに生きたい。
こういうこと、声を大にして言うのもなんかうざいし、オーガニック!とか言うのもどうかな、
とも思うけど、どうしたって食べ物が好きでそういうこと仕事にもしているので敏感になってしまう。
気にしてるとこっちに辿り着いてしまうジレンマ的な。
以前野坂昭如の『生キ残レ少年少女。』のなかで、地域の中で一番高い所に登りそこで採れたものを食べるべきだ、
みたいなくだりがあって。是非そうしたい!と思ったけど、それがとても全ては実現できない。
(こちらも非常に面白いです。さすが、"火垂るの墓"の野坂さんの言葉は重いです。モナミ文庫にあります。)
すごく当たり前に思えるそんな事すら出来ないこんな世の中だもん
全部が全部真面目にやってたら息苦しくなるかもしれないけど、ようわからんものは買わない、食べない。
買わないってことが一番の反抗だからね。
たまたま他に観たいのがあったのでNetflixのお試しをしていたところ、この『COOKED』のドキュメンタリー番組が。
他にも食関係のドキュメンタリーやらあったのでしばらくお世話になりそうです。

今週はモナミチキンカレーです。
アップルシナモンマフィン、抹茶とココナッツのマフィン、スコーン、フルーツたっぷりヴィーガンケーキ、
チョコチーズタルトなど日替わりで焼いております。
このところはずっとチャイが人気です。注文ごとに煮出す濃厚なチャイは店主も大好き。
季節の変わり目の体調がすぐれないときにもピリっとスパイスでしゃっきりします。
お好みで無調整オーガニック豆乳にも変更できます。

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