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monaminami

I Lie

02 September 2016
La grande bellezza

どうも今年の夏はホーリーな傾向があるようで。
グレゴリオ聖歌なんかの荘厳なやつをしょっちゅう聴いております。
事の発端は7月末くらいに観たイタリアはパオロ•ソレンティーノ監督作品の
グレート•ビューティー/追憶のローマ”から。
ショーン•ペン主演の”きっと ここが帰る場所”の監督です。他のは観てないけど。

筋を簡単に説明すると、
狂騒にあけくれる知識階級の初老の男が、初恋の相手の訃報より
本当の意味での人生の価値を求めてローマの街を彷徨うと云うお話。
死や死後の事ばかりを考えがちな生活の中で、まさに現在を、その瞬間を生きていると云う事を発見する。
それも夢の跡的な雰囲気を醸し出す石の都で生を見出すってのがまたミソ。
ちょっとフェリーニっぽくもあり、ヴィスコンティをも彷彿とさせる作品なものの、
美しく捉えたローマの街の映像がこれまた素晴らしい。
特に表情豊かな朝と生に目覚める瞬間の組み合わせの美しい事。

そんな今作では冒頭とラストにデヴィッド•ラングの”I Lie”と云うホーリーの極みみたいな曲が流れます。
現代音楽作曲家のデヴィッド•ラングは古典的な和声の雰囲気でありながら、
ミニマルなフレーズループでゴリ押しすると云う、個人的には大好物な感じです。
他にもフィールド•レコーディングものや、my bloody valentineのケヴィンも参加した
カナダのバレエダンス集団、Lalala Human Stepsのサントラで”Exaucé Salt”(’99)(廃盤)があったりする。
で、この曲はサミュエル•バーバーの”Agnus Dei”なんかと高揚感的には共通するところがあるのですが、
デヴィッド•ラングの場合はよりリズムを感じる。
ホンマもんのグレゴリオ聖歌だとオッサンの声中心なのが多いのですが、女性や少年の美声にやっぱり惹かれてしまう。
静かな場所で、じーっと聴き入るとホーリーな気分に浸れる事この上なしです。
そんな今日この頃。

David Lang ”I Lie”
“グレート•ビューティー/追憶のローマ”冒頭シーンより

Samuel Barber ”Agnus Dei”
Accentus & Laurence EquilbeyのこのMVもまた素晴らしい。

9月に突入しましたが、まだまだ残暑まっさかりなので、
夏メニューは絶賛提供中でございます。
今週は茄子のキーマカレー、
ケーキは かぼちゃとココナッツのマフィンとチョコチップスコーン。
かき氷もまだあります。
フレーバーは自家製すもも/キャラメル/ココナッツ/マンゴー/グレナデン/ラズベリーなど。

: otom

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