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アズミハルコは行方不明

25 February 2014
アズミハルコは行方不明

このところすっかり読書ペースが落ちているのですが、
最近読んで面白かったのが山内マリコさんの『アズミハルコは行方不明』です。
地方都市ではなくてベッドタウンで育った私にも非常に共感するところがありすぎてヒリヒリと突き刺さる。
きっとどこにでも転がっている風景、エピソードの数々。
バンクシーの真似っこしてグラフィティアートをやり出す青年がアーティストに持ち上げられちゃったり。
"この街の若者はやたらとイベントをやりたがる"、とか、地方の無理矢理なアートフェスとか、
ムートンブーツのくだりとか、ありすぎてわかりすぎる描写が細かくて泣けてくる。
スプリングブレイカーズを引用したJKギャング団のシーンも♥
そして女性には痛快な終わり方。あっという間に読めてしまうので普段本を読まない人にもおすすめです。
前作の『ここは退屈迎えにきて』も合わせてモナミ文庫にありますので、ぜひヒリヒリしてくださいな。
このところの繋がりたがったり、コミュニティだったりっていうブームも何だかなぁ..と思ってしまうのですが
どこもかしこも右へ倣えってやっていて、そういうの好きじゃなくって居心地の悪い人も居ると思うのです。
結局新しいどころか村社会と変わらない感じもするし、そこからあぶれた人はどうしたらいいのか。
そりゃ3人集まれば矢は折れるかもしれないけれど、果たしてその矢は折る必要があるのか。
1人でも矢を折れる力こそ、いまって大事な力なのじゃないのかしらと思っています。
ぼっちだって引きこもりだってコミュ障だって良いじゃない。当店はそんな人、大歓迎ですよ!
ぼっちな君が居心地の良い店目指しています。
↓ってことで『Exit Through The Giftshop』、全てを煙に巻いてあざ笑うバンクシー、大好きでっす。

今週のランチは前半がレンズ豆のキーマカレー、後半がモナミチキンカレーです。
ケーキはアップル&スパイス&チョコケーキ、ピーナッツバター&バナナマフィン、チョコチップスコーンです。(ピーナッツバターは自家製。)
先週良く出たのが、焼き甘栗紅茶。国産紅茶がベースの甘ーい香りは寒い日にぴったり。カレーとも高相性です。