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Brideshead Revisited

12 June 2019
BridesheadRevisided

『ブライヅヘッド再び』を、ふたたび。
英国作家イーヴリン・ウォーの小説『ブライヅヘッドふたたび』を読んだので(吉田健一訳のほう)、忠実に再現した夢のようなドラマ『博愛と友情』(1981年)を見直しておりました。
はぁ〜〜最高。この世界にずっと浸っていたい。ジェフリー・バーゴンによるサントラもすごーく良き。
第二次世界大戦のなか、主人公チャールズ・ライダーが回想するブライヅヘッドという屋敷の人々をめぐるストーリーなのですが、そこの家族は没落貴族のカトリック。彼らをめぐるトラブルや人間関係、信仰についてなども興味深いし勉強になります。英国らしいアイロニーに満ちたやりとりもピリっとして大好き。
その荘厳なる建物''ブライヅヘッド"への憧れと哀愁。過ぎ行く時代と人々の流れが実に美しく、詩的に描写されています。
さらに主人公チャールズと前半を彩るセバスチャンというブライヅヘッドの次男坊との出会いがオックスフォードで、そこでの学生生活の様子もとっても退廃的でうーっとり。ふたりで白ワインと苺を頬張るところはもう、最高。
おれの実家って、こんな城に連れてこられたらたまげちゃうよね!
ドラマ版だとこの主人公チャールズを我らがジェレミー・アイアンズが演じていて、まだピチピチでイメージにピッタリすぎる!回想部分の朗読もなんとも美声でいいのよぉ。
大戦前後の英国の、上流階級の雰囲気を存分に味わえます。
現在販売しているソフトは輸入版しかないみたいで...残念です。
原作本はモナミ文庫において置きますので気になった方は手に取ってみてください。
ちなみに現在みられる2008年の映画の方もみたのですが...これはちょっと...。うーーん。
ベン・ウィショーとか好きなんだけどなあ...

今週はモナミチキンカレーです。
スコーンは最近のオニュウ、ドライフルーツとココナッツが人気です。
定番スパイシーバナナマフィンや初夏の限定アメリカンチェリーマフィンなども日替わりで焼いております。ショートブレッドもシードかチョコスパイスのご用意をしております。

Category: イギリス

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2019.06.12 12:00 PM