Films:April.2026『ワン・バトル・アフター・アナザー』ほか
4月に観た映画14本
1.エドガー・ライト『ラストナイト・イン・ソーホー』
エドガー・ライトが再びロンドンでホラーなゾンビ〜の女子Ver.
で、さらには60年代のロンドンを夢見る(そんな子英国にもおるん?)田舎の子。
事故物件すぎる屋根裏での悪夢。完全に監督の好み全開ですきですよぉ。
2.森谷司郎『初めての愛』
ホテルニューグランドで働く"フエリス"の島田陽子がかわゆ。
函館から出てきて浪人で挫折した岡田裕介のふらふらした青春。
横浜の港町と、納車で行く三里塚。そんなに車汚してよいんかー?と心配になっちゃう。
小椋佳の字余りフォークが余計に不安になる。
加賀まりこの住むお部屋がペドロ◦アルモドバルに出てきそうなもりもり植物部屋で最高に好き。
3.ポール・トーマス・アンダーソン
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
ずーっとドジっ子なネルのガウン着ているディカプーの振り回されっぷりが最高。
お助けセンセイのベニチオ・デル・トロのお仕事のお見事さ。
前髪がかわゆ過ぎるムチムチぴちTのショーン・ペンの迫力、革命側の初期メンにすぐ死ぬハイムにDijon登場!イケメンやぁ。
んでもって酔いそうなボコボコ道なカーチェイスもなんか斬新。
世代や時代の色々を盛り込んできて、この時代のふわっふわな部分をマッチョに編み上げるのがさすがのPTA!
4.舛田利雄『二百三高地』
世間からだいぶ遅れをとって今更ながらにゴールデンカムイを読んでいるのでこちらも。
壮絶な二百三高地での戦闘。
あおい輝彦と夏目雅子のくだりはくさすぎるし、さだまさしの歌もねぇ...
能登弁が行き交うのは個人的に懐かしさあって良き。
仲代達矢と丹羽哲郎の目力対決はすごい。
もうこんな漢いないよね。
5.アダム・シャンクマン『ヘアスプレー』
主演よりジョン・トラボルタのぱわ〜がすごい。
アメリカのディズニー寄りな多様性みたいなんが、目先すぎる感じがして居心地悪いのと肝心の音楽も微妙〜
当時レコ屋で働いててものすごいサントラ売れていたけど。
元のジョン・ウォーターズの観たことがないけどきっと別物な気がしちゃう。
6.ベルナルド・ベルトルッチ『魅せられて』
少女リヴ・タイラーのルーツをめぐる大人への旅と死にゆくおぢ、ジェレミー・アイアンズ。
トスカーナのオレンジ色の光と葡萄畑やオリーブの木の緑、花柄のサマードレス。
ベルトルッチ感が弱い気もするけど、選曲なども絶妙。
7.マイケル・ウィンターボトム『グリード』
TOP SHOPのボスが元ネタなお馴染みスティーヴ・クーガンのブリカスの嫌〜な感じと、
キース・リチャーズがゾウの玉袋などなどの英国アイロニーは好きだけど、
2019年にファストファッションと移民などの闇を描くにはちょーっと弱すぎるかな。
もっとキレキレでいて欲しかった。
8.ルネ・クレール『巴里の屋根の下』
約1世紀前のパリ。
なかなかな女子ポーラちゃんをめぐる男たち。
楽譜を売る仕事、ってのが時代感じる!
床に置かれた靴、棚に置かれたカバンや落ちたパンにねずみ、
ループするレコード。細かい小物使いや音の使い方まで細かい。
9.勅使河原宏『燃え尽きた地図』
ひっさしぶりの勅使河原作品。
後の勝新作品への影響を多大に感じるし、前半の招き猫からのラスト
アヴァンギャルドな演出と原作の不条理さがビンビンに良き。
スバル360は次車乗り換えるならやっぱり狙いたいなー!
10.ハワード・ドゥイッチ『ラブリー・オールドメン』
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長年の喧嘩友達inミネソタの冬。
釣りにかける気合いがすごい。
あの釣り小屋だけで暮らせそうだわ〜。
じーさまになってもあんな恋愛できる気力がなんか羨ましいような、疲れそうな...
パワフルおばさんに怪しさしか感じない。
何よりも元気なミッキー92歳が素晴らしい。
ブロッコリーのヤドリギがかわゆい。
11.小林俊一『新・男はつらいよ』
山田洋次でないとやっぱり弱い気もするけど、やっぱり寅ちゃん。
ハワイに行けなかったからのドタバタが楽しいし、ひと雨ごとに暖かくなるのかねぇ、みたいな風情がとても沁みる〜
12.ハワード・ドゥイッチ『ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記』
続編はソフィア・ローレン登場。
イタリアンレストランのごはんもちゃんとみたかったけど、おっさんのつくるジェリーサンドも気になる。
結婚式よりも、魚ファースト。ニャンコvsわんこもほっこり。
13.ナンニ・モレッティ『ローマ法王の休日』
ミシェル・ピコリが教皇に選ばれてからの三日間の逃避。
ゆるゆるに街をフラフラするのも、突然始まるバレーボールトーナメントも
代理のカーテンピラピラさせる衛兵もみんな人間らしくて愛おしくなるやつ。
ホテルで突然ご乱心する彼のとことか、みんな少しずつ病んでる世の中。
ザワッと終わらせるところまで、ナンニ・モレッティの緩さとピリっと加減が良き。
14.岡本愛彦『愛の化石』
ルリルリの頬っぺたとビアフラが終始気になりすぎた。
ビアフラってなんだよーって思ったら、今でいうフリーガザみたいな感じですかね。
全然発展途上のくせして〜って今から観ると突っ込みたくなってしまうけど。
デザイナーの設定も雑すぎてなんだかなぁ。渚まゆみがいちばんええ女〜!