loading...
monaminami

Hard to Be a God

30 March 2019
Hard To Be A God

アレクセイ・ゲルマン2013年の遺作『神々のたそがれ
よーーやく鑑賞!見る機会を逃しまくってBOXセットで歴代作を追って鑑賞。

『道中の点検』(1971年)
『戦争のない20日間 』(1976年)
『わが友イワン・ラプシン 』(1984年)
『フルスタリョフ、車を!』(1998年)

と年代順に4作品みてその作品の持つ強さと熱量に圧倒され、ラスボスを前にストルガツキー兄弟の原作"神様はつらい"も読んでいざ!
とある惑星、中世ルネッサンス期のような文化の地に地球から派遣された調査団は"神"と崇められていた、という設定のお話。
ストルガツキー兄弟のこの原作、ロシアではかなりメジャーな作品らしいのですが全然知らなかったです。文庫にもなっておらず、図書館のSF全集でしか読めない!これはぜひ文庫化希望です。
ドストエフスキーの"カラマーゾフの兄弟"の大審問官的なくだり、ロシアっぽい。
ザ・問答!まさに真理。人間の、世界の永遠の問いかけ。
そして言う、"神さまはつらい"。
湿度高め、衛生観念なんて持ってのほか。汚物まみれの汚ーいアルカナルで繰り広げられる神さまの苦悩。灰色の世界でよかったー、と思える程えげつない映像の数々。まさにカオス!
まぁよくもここまでイメージして映像化してしまったものねぇ。
情報多すぎのごちゃごちゃしたこの惑星の図にもともと長い177分という長尺がもっと途方も無い時間のように感じて、普段使わない神経が刺激された感じです。普通に登場人物がカメラ目線で見てきたり、横切ったり。
第1稿が書かれたのが1968年、その後のプラハの春などで頓挫してしまったらしくその後2000年から撮影されたらしいけど途中でアレクセイ氏がお亡くなりに...その後に奥さまと息子さんで完成させたらしいです。完成までの道のりも途方も無い。
そしてソ連/ロシアという国の運命と苦悩を感じずにはいられない作品。
神様はつらい、と呪文を唱えなきゃ生きていけないさね。
流石にこれは原作読んでおいてよかった。多分映画だけだったら何が何やら理解出来なかったと思うので、これから観る方はぜひ原作からをおすすめしておきます。
ストルガツキー兄弟、ストーカーの原作も読んで無いし、今年の課題図書です。

今週はモナミチキンカレーです。
ケーキはレモンケーキ、文旦ココナッツマフィン、スパイシーバナナマフィン、スコーン、シードショートブレッドなど日替わりで焼いております。
春の限定ドリンク、好評いただいております!
一番人気はラプサンスーチャイ!スモーキーな香りが癖になります。
ぜひお試しくださいね。

Category: ロシア

Tags: 

2019.03.30 12:00 PM