ようやく、ようやく観て来たジム・ジャームッシ監督の『パターソン』
んもーーーう！素晴らしい。
観てから数日経つのに、まだ余韻を引きずっています。
あの世界に住みたい。ずっと観ていたい。こんな毎日が続いて欲しい。
スマホを持たなかったり、かなりアナログな暮らしなのだけど(奥さんは結構好きそう)
常にノートや本を手に詩を紡ぎ、読むパターソンに住むパターソン。
理想の暮らしって、こうして自分の言葉を探して紡ぐことなのだよねぇ。と腑に落ちました。
ウィリアム・C・ウィリアムズも読んだことがなかったので是非読もうと思います。
映画の中で繰り返される"双子"や、やたらと対になっているモチーフも
まるで映画の中で韻をふんでいるようで面白かった。
『ムーンライズキングダム』のあの少年少女も成長した姿で出ていて嬉しい。
不思議オーラを放つえらく美人な奥様役、ゴルシフテ・ファラハニさんもとても素敵。美しい!
やっぱりアダム君はこういうのが似合う。スターウォーズは...ねぇ...

サントラもジャームッシュとカーター・ローガンによる、SQÜRLによる音楽でスキなしです。

SQÜRLのアルバム『#260』from Sacred Bonesも良かったし
イギー・ポップの映画『ギミーデンジャー』も公開されているし、絶好調ですね。

今週はひよこ豆のキーマカレーです。
南瓜のマフィンや無花果のマフィン、キャラメルチョコチップのスコーンも日替わりで焼いております。
パターソンの奥さんのマフィンも真似っこして再現しちゃおうかなーとか企んでおります。
すっかり毎日さむーいせいか、焼き甘栗ロイミティーが大人気。秋のオススメ!