2020/01
1月にみた映画まとめてみるテスト。
需要は毎度のことながらなさそうですが、健忘録代わりに。
今月はお正月休みもあったし、結構たくさん。名作揃い。
毎年お正月は特にお気に入りを観るようになっている我が家。今年は
ヴェンダースの『都会のアリス』でした。割と近年みた気がしていたけど
かれこれ10年以上も前だったみたい。加齢とともに月日のすぎるのがはやすぎる!
そしていつみてもしみじみ良かった〜。おっさんと女児のさまよう旅。今じゃぁすぐ警察呼ばれちゃいそうですけどね。
特に印象に残ったのがスイスのトマス・イムバッハ監督の『終わりゆく一日』
1995年から2010年までの定点観測の111分だなんて絶対寝ると思ったけどトンデモゴザイマセン!煙突と飛行機、列車や雨粒、雪、そして留守番電話。ただそれだけなのに何てドラマチック。実際結構な事件も起きて出来過ぎなほど。
本人の心情は音楽で語るのみだけどぶつ切りだったりとなかなかに不安定。ナイスバディのメイルガールに私も釘付け。ディランにシド・バレット、ビル・キャラハンまで好セレクションで抜かりなく。
もひとつ、ウィリアム・ラスティング監督『マニアック』
スタローンでおなじみジョー・スピネル。交流のあるスタローンのロッキーの成功に感化されて製作、主演したというジョー・スピネルのそのエピソードと方向性最高すぎて泣けてくる。
ふんむーふんむーと漏れ出る声や、やたらとアーティスティックでお洒落ゴスぃ部屋にNYの街と音楽も最高に良い。
サントラ調べてたら出てきた同タイトルのClusterBasterさんはノルウェイのシンセの人らしくこちらも80s感満載で最高好みだった素敵な出会い♡
1月の32本
1.ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』2.ジョン・ヒューストン『wise blood』3.アンドリュー・ソルト『イマジン/ジョンレノン』4.熊切和嘉『ノン子36歳(家事手伝い)』5.ジョン・ヒューストン『悪魔をやっつけろ』6.ペドロ・アルモドバル『マタドール』7.チャイタニア・タームハネー『裁き』8.ウディ・アレン『夫たち、妻たち』9.ダン・ピツッア『炎の一族』10.ポール・ダノ『ワイルドライフ』11.キャメロン・クロウ『シングルス』12.トーマス・イムバッハ『終わりゆく一日』13.セイモア・ロビー『C•C•ライダー』14.リンゼイ・アンダーソン『八月の鯨』15.ロベール・ブレッソン『抵抗』 16.ジャン・ルノアール『ランジュ氏の犯罪』17.ロバート・ロドリゲス『シン・シティ 復讐の女神』18.アスガー・ファルハディ『別離』19.フィンセント・バル『猫のミヌース』 20.バリー・レヴィンソン『ダイナー』21.ロバート・ワイズ『地球の静止する日』22.フェデリコ・フェリーに『女の都』23.トビアス・ノエル『アロイス』24.川島雄三『わが町』25.ウィリアム・ラスティング『マニアック』26.ルシーロ・アザリロヴィック『エヴォリューション』27.降旗康男『寒椿』28.クェンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』29.ジェレミー・ソルニエ『ブルー・リベンジ』30.湯浅政明『夜明け告げるルーのうた』31.ジェレミー・ソルニエ『グリーン・ルーム』32.アンドリュー・ラウ『傷だらけの男たち』