monaminami

Things To Come

11 November 2017
ThingsToCome

H.G.ウェルズの『来るべき世界』監督はレイモンド・マッセイ
まず、オープニングのクレジットから気合をビンビンに感じる。
1940年エブリタウン(イギリスっぽい)でのクリスマスから始まり、その夜から戦争が開戦、
終戦に至り、疫病を阻止して権力を手にしたものによる独裁、
そこから2036年に月面探査に行く宇宙砲(notロケット)の発射までの人類史、約200年!
戦争、権力者、科学者、民衆、進化、理想、人類の飽くこの無い欲望と縮図。
1938年に作られた映画なのでもちろん今見たら笑っちゃうくらいな合成だったりもするのだけど
後半の未来図の、これでもかー!というくらいのイマジネーション大爆発にドキドキしちゃいます。
年代ごとに差し込まれるテロップもやっぱり凝りすぎ。すごいなぁ。
さて、成功するのかしないのか。実の娘が月へ向かう宇宙砲を眺めながらの科学者のおことば。
"彼らが失敗したって、次にどんどん続くものが現れるさ"
"個人には休息があるが、人類は進歩し続ける他はない"
はぁ、なんとも。
目に見えて進化のスピードが早まる2017年。
もし、この場にH.G.ウェルズがいたら、同じような予言をしていたのでしょうか。

SFでクラフトワークというまんまな感じな今日の一曲。

今週はひよこ豆のキーマカレーです。
柿のマフィン、南瓜のマフィン、キャラメルチョコチップスコーンなどお焼きしております。

そういえば、最近ようやく『君の名は。』みてみたのですが、薄っぺら!
こんなの流行らせる、流行るのとか、終わってるね。