monaminami

2020/02

08 March 2020
202002

2月にみた映画まとめ。閏年の29日で29本。
ファンタジー多めな2月。知らずしらずになんか疲れているのかなー
コロナコロナ!な世の中先も見えませんが数時間の映画で逃避、お篭りでどっぷり。
いろいろみる良い機会と思うしかないですよね。
ワタクシはあと読書は長編に挑戦!ってダンテ『神曲』読み始めちゃって
ようやく"地獄編"読み終え"煉獄"に向かっております。寿岳文章訳のブレイクの挿絵入りでなんとも別世界感すごいのなんのと中世ローマ有名無名人出てきすぎで、スイスイとは読めないながらも楽しんでいます。
気になっていた『パディントン』『パディントン2』が最高に心潤った。モフモフは正義!
伏線の回収のきっちりさや英国風かつカラフルできゃわゆいインテリア等はウェス・アンダーソン超えと言ってもいいくらい好き。ジャック・ドゥミとか好きならぜったいツボりそうだしなによりもパディントンのモフモフにアリナミンよりビタミン度高い疲労回復効果が期待できそうです。(下半身丸出しだけどね!)
ファンタジー的に先月みてとてもよかったフィンセント・バルの『ジグザグキッドの不思議な旅』もかなり良い。こちらの監督さんのイマジネーションにはキュンとする。Instagramでは影絵職人となっていてこちらも天才的!いまはこちらの方に注力している模様。

スタローンがコメディ路線のロジャー・スポティスウッド監督1992年の『刑事ジョー/ママにお手上げ』もはじめてみたけど(しかも吹き替えしかなかったけど)スタローン!ありがとうってなる。こんな愛おしい作品があったなんて。母ちゃんのトランクいっぱいのパイナップル缶からのパイナップルケーキ食べたいし、母ちゃん手作りのハンバーガーも食べたいよ。マザコンスタローンに母ちゃんにピクシーちゃん(わんこ)で無敵です。

イタリアのエルマンノ・オルミ監督作品も良き出会い。『木靴の樹』と『聖なる酔っぱらいの伝説』どちらも底辺の人々を描いているのだけど、なんとも美しい。光の演出や音楽の使い方も素敵でした。
虐げられても貧困でも美しく、って綺麗事だけじゃ生きていけないけれど、どんな状況でも失いたくない美学とか静謐さとかが流れている世界は理想でもあり、そうでありたいとトイレットペーパー買えない現代日本にいても改めて強く思うのでありまーす。

お店は1週間お休みにしておりましたが3月11日(水)より営業再開致します。
なお、念のためしばらくはテイクアウトのみでの再開とさせていただきますのでご理解のほど
どうぞよろしくお願いいたします。

1. 神代辰巳『赫い髪の女』2.トッド・フィリップス『ジョーカー』3. 小松莊一良『フジコ・ヘミングの時間』4.エルマンノ・オルミ『木靴の樹5.大島渚『愛と希望の街』6.ペドロ・アルモドバル『ハイヒール』7.ヨアヒム・トリアー『母の残像』8.ジャン・ローラン『催淫吸血鬼』9.ドン・シーゲル『真昼の死闘』10.エルマンノ・オルミ『聖なる酔っぱらいの伝説』11.ミケランジェロ・アントニオーニ 『』12.マイケル・クライトン『ウエストワールド』13.ポール・キング『パディントン』14. ポール・キング『パディントン2』15.深作欣二『暴走パニック 大激突』16.パーシー・アドロン『マーラー 君に捧げるアダージョ』17.ジョン・ヒューストン『アフリカの女王』18.アスガー・ファルハディ『ある過去の行方』19.井上雅貴『レミニセンティア』20.ティム・フェーラン『セント・マーティンの小径』21.キャロリーヌ・ポギ『ジェシカ』22.マジッド・マジディ『運動靴と赤い金魚』23.クリスティアン・ムンジウ『エリザのために』24.ジャン=ジャック・アノー『薔薇の名前』25.マイク・リー『ピータールー マンチェスターの悲劇』26.ロジャー・スポティスウッド『刑事ジョー/ママにお手上げ』27.フィンセント・バル『ジグザグキッドの不思議な旅』28.コーエン兄弟『ビッグ・リボウスキ』29.ブリランテ・メンドーサ『ローサは密告された

Category: Movie

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2020.03.08 12:00 PM