monaminami

Dertli Dolap

18 December 2019
OzgurBaba

2019年私的youtube of the year暫定1位はfromトルコのÖzgür Babaおんじ。
何者なのかいまいち不明ですが、おそらくヒッピー上がり?進行形?なお方。
音源も出していないようだし、時々地元でライブはしているようです。
山小屋で猫と鶏たちに囲まれたこの雰囲気、たまらない!歌っているのはトルコ民謡。
そよぐ風と自然の景色、通り過ぎる鶏。長めのイントロ終わり歌い始める4分頃の後ろのネッコに注目です!
ずっと見ていたいし、画面飛び越えてそこに行きたくなってしまいます。最高〜〜!
何故かこの頃黒海まわり、の雰囲気と文化に惹かれています。食べ物もおいしそうなのわんさかあるし。

トルコから黒海挟んでこちらはジョージアの西部、アブハジア自治区が舞台の
ザザ・ウルシャゼ監督による『みかんの丘
エストニア人がみかん農園をやっている地域が舞台っていう私的に全然ピンとこないややこしい設定。19世紀後半のロシア帝政時代に移民がみかん農園を開拓したらしいです。ほぉ〜。
エストニア人のみかん園なんてほっこり、と思いきや、紛争の対立に巻き込まれた民族間の憎しみの先の心の動きに、農園の主イヴォ爺の揺るぎない意志の強さとシャシリクの旨そうさが染みるストーリー。
映画の中で軍人さんが一生懸命直していたカセットテープ、直るの楽しみにしてたのに
エンディングでかかって、ダサくてしょんぼり。
わりと最近の時代だし、ジョージアらへんの紛争ってここ、極東日本にいると特にピンとこないけど
こうして映画を通して知ることができるのは貴重なこと。

ジョージアとアブハジアを挟むエングリ川が舞台のギオルギ・オヴァシュヴィリ監督の『とうもろこしの島
こちらは紛争地帯ど真ん中の川に毎年できては消える中洲でまさかの小屋からDIYという、生きる力かなり強めおんじと孫娘のほぼ言葉もない静かで強い映画でした。
淡々と生きる人と物々しい社会との対比、そして流されてまた始まる人の営みよ!
個人的に孫娘のまるで、雑誌オリーブから抜け出てきたみたいなスタイルとソバカスがドツボでした。
やっぱりこうして知らない土地の文化を映画を通して知ることができるのは...いやぁ、映画ってほんとに素晴らしいですね〜。と改めて思う2019年の終わりです。

そんなこんなで(?)今年も残すところあと2週間!
おみせは28日(土)までやっております。年始は8日(水)からです。
どうぞどうぞよろしくお願いします。
最近は新作のキャラメルバナナケーキがとても人気!ぜひお試し下さい。
そろそろ、りんごマフィンなんかも始めますよ〜。お楽しみに。

Category: ヨーロッパ

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2019.12.18 12:00 PM