monaminami

2020/05

03 June 2020
202005

2020年5月にみた映画30本
引き続きステイホームな5月。お出かけも出来ない時にもこうして映画見ているといろんなところに
連れて行ってくれたり、刺激になったり、ほのぼのしたりもさせてくれる映画はありがたいものです。だんだんと仕事したくないでござる...となりそうなくらい引きこもりが捗ってしまったのですが流石に貴族ではないので働かなくては食えないでござる。
6月からはお店頑張ります!どうぞよろしくお願いします〜。
久々に観返したウルリッヒ・ザイドルのピリッとした3部作からはじまって、篠田正浩多め。
ノーマン・ジュイソン『月の輝く夜に』のニコラス・ケイジとシェールのキョーレツなカップルだけでも最高なのにイタリアン・ファミリーそれぞれの人生だ愛だの月の魔法でマンマミーア!オシャンなMETデートにわんこと余すとこなく楽しい映画!

夜の大捜査線夜の大捜査線』はそのタイトルからエロいの想像しちゃいましたが、アメリカ南部の人種差別真っ只中にペンシルバニアからやってきたエリート黒人刑事シドニー・ポワチエのシュッとした格好良さとクインシー・ジョーンズとレイ・チャールズの音楽も格別の素晴らしさ。ウォーレン・オーツとの漢なラストシーンまで完璧!

さらに暗黒すぎるリチャード・フライシャー『マンディンゴ』は暗黒すぎて胃が痛くなるし、風と共に去りぬをパロディにしたポスターも酷いし、最近のタランティーノの『ジャンゴ』にも影響与えたというのも納得だしタランティーノですらも描けなかったアメリカの暗黒部分は強烈です。南部の乾いた風とマディ・ウォーターズのブルースが涙をも流させない感じです。

スモールアパートメント』はズキュンとやられた出会い。OPの雑コラがEDでストンと落ちる見事さよ。ブラックコメディだけどいろんな要素詰まっていて大満足でした。

ズラウスキーの遺作『コスモス』終始ポゼッション大会の振り切れた映像体験は映画でしか得られないやばさ。意味不明なのに脳に響きます!こちらはぜひ原作本も読んでみたいと思います。

1.ウルリッヒ・ザイドル『パラダイス 愛パラダイス 愛』2. ウルリッヒ・ザイドル『パラダイス 神パラダイス 神』3. ウルリッヒ・ザイドル『パラダイス 希望パラダイス 希望』4.神山征二郎『ハチ公物語ハチ公物語』5.ジム・ジャームッシュ『ギミー・デンジャーギミー・デンジャー』6.リチャード・フライシャー『マンディンゴマンディンゴ』7.篠田正浩『沈黙SILENCE沈黙SILENCE』8.シュバシシュ・ブティヤ二『ガンジスに還るガンジスに還る』9.リチャード・リンクレーター『スキャナー・ダークリースキャナー・ダークリー』10.ノーマン・ジュイソン『月の輝く夜に月の輝く夜に』11.篠田正浩『処刑の島処刑の島』12.ジュスト・ジャカン『マダム・クロードマダム・クロード』13.ジョナス・アカーランド『スモールアパートメントスモールアパートメント』14.ヴィクター・サヴィル『間謀間謀』15.篠田正浩『美しさと哀しみと美しさと哀しみと』16.グラント・ヘスロブ『ヤギと男と男と壁とヤギと男と男と壁と』17.マイケル・パウエル『黒水仙黒水仙』18.フランチェスコ・ラウダディオ『モニカ・ベルッチの情事モニカ・ベルッチの情事』19.成瀬巳喜男『あらくれあらくれ20.ダーレン・アロノフスキー『レクイエム・フォー・ア・ドリームレクイエム・フォー・ア・ドリーム』21.テレンス・マリック『ヴォヤージュ・オブ・タイムヴォヤージュ・オブ・タイム』22.フェデリコ・フェリー二『青春群像青春群像』23.アミール・ナデリ『山‹モンテ›山‹モンテ›』24.深作欣二『道頓堀川道頓堀川』25.タイカ・ワイティティ『ジョジョ・ラビットジョジョ・ラビット』26.アンジェイ・ズラウスキー『コスモス』27.カルラ・シモン『悲しみに、こんにちは』28.神山征二郎『ふるさと』29.ジャン=バティスト・レオネッティ『追撃者』30.ノーマン・ジュイソン『夜の大捜査線

Category: 映画

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2020.06.03 12:00 PM