Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』早速観てきました。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督ていうと、否応無しに期待してしまうのですが、
今作も大いに刺激的で素晴らしい映画!現代への皮肉たっぷり。
前作の『BIUTIFUL』がすごく良かったのと、予告観てどんと重苦しいのを想像&期待していたのですが
見事にそんな期待を裏切ってくれて、とても軽妙で痛快な作品!
まるで鳥の目で出演者たちを追っているかのような長回しのショット、
テンポよくその画面を盛り上げて高揚感も与えてくれるアントニオ・サンチェスのドラム。
細かい伏線や、どっかのバンド名みたく長いタイトルもちゃんと回収されるのも気持ちよい。
インターネット、というかSNSでタレ流される情報や、
くだらない娯楽作品が溢れ消費される世の中がいかにアホらしいか。
鑑賞、消費する我々が本物の血を浴びるくらい刺激がなければ感動しなくなっている、という鈍感さ。
表現者の挑戦と挑発がピリピリと伝わってきて痛快でした。
ちょうど、ここのところインターネットとの関係を考えていて。
もちろん便利だし、もうなければ不便すぎるし、好きだし愛してるんだけど
ちょっと、今はほどよく距離を置きたい時期なのよね、と。恋人に(擬人化してみて)言ってみる。
画面から流れる情報で知った気になったり、ボンヤリ入ってくる情報に食傷気味になってきて
ちょっとこれはまずいなって思ったのとこの頃は本やZineや雑誌や漫画を読む方が楽しかったりして。
このくらいの情報量がいまの自分にはちょうどいいようです。
さいきんはもっぱらキーマカレーが人気なので毎日キーマカレーです。
新メニューのラッシーも好評でありがたや。個人的にココナッツフレーバーが南国っぽくておすすめです。
ケーキはレモンケーキ、スパイシーバナナマフィン、スコーン、ガトーショコラなど日替わりで焼いています。
レモンケーキは焼くと割とすぐなくなってしまうのである時はぜひに!