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G. I. Gurdjieff Improvisations

05 October 2016
G. I. Gurdjieff Improvisations

どんよりと曇った日が続いて段々と秋めいてきた今日この頃。
そんな季節にピッタリと云うか、個人的には真夏も通して、ここ半年くらい異常なまでにヘビロテな一枚があります。
19世紀後半から20世紀の中頃まで活動したアルメニアに生まれの
George Ivanovich Gurdjieff (ゲオルギイ•I•グルジエフ)が死の直前に残した
G. I. Gurdjieff Improvisations”、または”Harmonic Development, Basta Music”
とも記述されている一枚。

思想家、舞踏作家、音楽家と何やってる人かイマイチ分からんのでありますが、
Wikipediaによると”20世紀最大の神秘思想家と見なされることもあれば、怪しい人物と見なされることもある”
だそう。
そんなゲオルギイ•I•グルジエフが1949年10月29日に亡くなる前にハルモニウムの即興演奏で残した作品な訳ですが、
哀愁が漂う実に実に素敵な音楽が奏でられております。
ただでさえ大好きなハルモニウムに加えて、問答無用で受け入れてしまうLo-Fiサウンド。
いや別に時代的にわざとLo-Fiにしている訳じゃないってのは分かっておりますが、
やはりその場の空気感をも取り込んだフィールド•レコーディングとの間の子みたいな音は正直なところ、
よだれが出るほど大好きです。
適度なフィールドノイズと気の抜けた様なハルモニウムの音が心地良いせいか、
気付けば何時間もリピートしていた日もございます。
ロシアの作曲家であるトーマス・ド・ハートマンとの共作のピアノ曲も方々で聴く事ができますが、
個人的な好みとしてはグルジエフ本人が演奏したヘロヘロな今作が至高であったりする。
要するに良い音楽ってのは音の綺麗さクオリティとは別次元な話なのだとしみじみ考える今日この頃。
秋の夜長にオススメです。

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今週のカレーはモナミチキンカレー、
ケーキは栗マフィン、無花果のマフィン、塩キャラメルスコーンと秋モードで絶賛提供中でございます。
焼き甘栗紅茶、焼き甘栗ロイミティーもおすすめです、是非ご賞味下さいませ。

: otom